
モール模様
吹き竿で巻き取ったガラス玉を宙吹きしたあと、
濡れた新聞の上で吹きながら回転させることによってらせん状の模様が入っていきます。
回転させる回数の違いによって模様の入り方が少しずつ違ってきます。
ヒビ模様
1300度〜1400度で溶かされたガラスを吹き竿で巻き取った後、吹き、形が整ったところを一瞬冷水に入れ、急激な温度差で表面にヒビを入れることで、かすかな模様として残ります。
焼きヒビ模様
ヒビ模様を造った後、1500度以上の焼き戻し窯で焼き、
再度冷水に入れる作業を繰り返していくと出来るメロンの表面のような模様です。
※ヒビ模様と焼きヒビ模様は多少のざらつき感があります。
泡ガラス
1300度〜1400度の温度で溶かされたガラスの原料に重曹を加えることにより発砲させます。
それを20分〜30分程置いた後、造り始めます。
吹き竿にガラスの玉を取り、それに泡を巻き付けていくと、もとになる色と白い泡が混ざり、柔らかな色合いになって、泡が全体へと馴染んで行きます。
ある程度成型した後に泡ガラスを巻きつけていくと、通常の色ガラスと泡ガラスの違いがはっきりと分かります。
発砲時間は約3〜4時間で、その後再び重曹を加えて発砲させています。